2024年05月31日

きょうされん第47次国会請願行動にいってきました

image11.jpegimage3.jpegimage9.jpegimage6.jpeg
今回、きょうされんの国会請願行動に初めて参加しました 全国各地から400名程の
参加があり、午前の打ち合わせでは、自分たちには政治に参加する権利があり、実際
に近年改良された制度の多くが実現には10年以上もかかっているものがほとんどでは
あるが、自信を持って声を上げ、動いていきましょう、と力強い言葉をいただきまし


その後、長野県チーム11人で行動し、議員の部屋を回って署名を提出し、二名の議員
とは直接面談の機会をいただきました 今回の請願項目は8個ありましたが、特に話
題となったのは障害基礎年金が低額であること、障害福祉事業の利用者負担がいまだ
に残っていることとそれに伴うサービス利用の切り詰め、職員低賃金による職員不
足、地活の運営に対し国は責任を放棄していること、コロナ感染者の医療アクセスの
悪さ(医療を受けられない人が頻発)等があがりました

そしてそれらの不備に対し、地域で実情も違いますので、今回長野県チームでは長野
市、松本市、大町市からそれぞれ実態を訴える形式で話が進みました 私は長野市の
実態については惜しむことなくお伝えしたいと思い、障害基礎年金はほとんど変わら
ないこと、利用料の定率負担は普通の暮らしを求める人を圧迫していること、職員の
賃金が不遇だと利用者の相談支援のニーズに応えられないケースがあること、地活は
採算がとれなくなると閉めざるを得なくなるのが現状で国が補助をしない限り苦しい
運営になってしまうこと、コロナ感染症では発熱者を自宅待機にさせ事実上皆保険を
崩し、後遺症に対する対応も遅く治療薬は現状保険適用で数万円かかるため治療薬を
拒否する患者が多いこと、等を自分の知ってる限り発信させていただきました

話はよく聞いてはくれたのですが、議員さんが初耳の案件もいくつかあり、その度に
「それは調べてみます」という反応もあったので、やはり言わないと伝わらないこと
が多いのだと痛感した良い経験だったと思います

今回国会請願行動に参加して改めて思いましたが、民主主義の日本において、民意こ
そが肝心要であり、民意発信はほとんど義務に近いにも関わらず、声をあげることに
遠慮してしまい、結果的に民意とかけ離れた制度が多いのが現状で、それは障害福祉
分野にも顕著に出ているため、こういう場に参加することは面倒だと言ってしまった
ら為政者に全く圧力がかからず、為政者の負担にならない制度が横行することは全く
メリットがないのだと、考えることができました 今回発信した内容が、仮に改良に
10年かかったとしても、自分は貢献できたんだと後で実感できたら幸いです

朝早くの新幹線でオレンジ若里利用者二名、職員一名で参加し、普段なかなかできな
い制度の話とか、思いを共にできた一日だったと思います

機会を与えていただき、ありがとうございました

オレンジ若里 斎藤亮
posted by 絆の会 at 11:19 | TrackBack(0) | 日記
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/190919919

この記事へのトラックバック