リカバリーフォーラム2023の分科会「オープンダイアローグの原点と今」〜私たちの体験から」を職員3名と一緒に学びました。
オープンダイアローグのダイアローグとはプロローグ、エピローグ、モノローグなどの演劇用語の一つなのですね。「対話」という意味ですが、「開かれた対話」あるいは「対話を開く」とはどういう意味なのでしょう。
驚いたことに、オープンダイアローグによって精神を病む人たちの8割が回復しているという報告もあります。
原点であるケロプダス病院で始めたことは、それまでの医療者が治療方針を本人のいないスタッフルームで話し合って決めたりしていたことをやめ、@本人のいないところでその人のことを話さない。A1対1で会わない。この2つを実践していくところから始まりました。(1984年)
私が絆の会の職員になったのは1992年です。でも職員になって数年後には@について聞いたことがあり、それからたぶん20年余りずっとこのことが気になっていました。「対話を開く」そんなことができるのだろうか、あまりにもかけ離れた欠けだらけの「私」をオープンにできなければそれは始まらない。でも「オープン」、「開く」、に鍵があると今こわごわその言葉と私自身に向き合っています。本当の人権擁護は自分自身と向き合うことなしにありえないのではないだろうかと。
実はオープンとは本人や家族などの関係者に対して開かれているという意味なのです。
職員の感想を順次掲載していきます。(土井)
「オープンダイアローグの原点と今」視聴を終えて
初めのうちは日本において実践できるか疑問に思いながら伺っていましたが、こんな事が出来るようになりたい。と変わり終わりには、大きな目標を頂いたと思いました。(久保)
2023年12月05日
オープンダイアローグを学ぶ その1
posted by 絆の会 at 10:27
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