昨年6月に理事長に就任して半年が経過しました。
5か年の絆の会中期事業計画がスタートし、
利用者の高齢化や建物の老朽化など直面している課題に向き合う日々ですが、
11月5日の絆フェスタ開催で感じたつながることの大切さや温かさを思いながら取り組んでいます。
先日の「絆カフェ」で、小林相談役が、感謝の気持ちを表したいと、
竹内まりやさんが歌う「いのちの歌」を歌ってくださいました。
その場にいた皆さんが、歌詞カードを見ながら一緒に口ずさんでいた光景と、
フェスタ映像での絆の会合唱団の歌う姿が重なり、
昔、昔に出会った詩の言葉、「心に太陽を持て、くちびるに歌を持て」を思い出しました。
「心に太陽を持て」(ドイツの詩人、ツェーザル・フライシュレン作)
心に太陽を持て。
あらしが ふこうと、ふぶきが こようと、
天には黒くも、地には争いが絶えなかろうと、
いつも、心に太陽を持て。
くちびるに歌を持て、軽く、ほがらかに。
自分のつとめ、自分のくらしに、よしやくろうが絶えなかろうと、
いつも、くちびるに歌を持て。
苦しんでいる人、悩んでいる人には、こう、はげましてやろう。
「勇気を失うな。くちびるに歌を持て。心に太陽を持て。」
今、新型コロナウィルスの感染に、新たに加わったオミクロン株感染への懸念。
その中でも障害のある人が地域で安心して暮らしていけるよう
4本柱が協力し合う絆の会の活動は続きます。
時に曇ることもある私たちの心が、一緒に歌を口ずさむことで
前向きに進んで行けるような気がしています。
本年もよろしくお願いいたします。
絆の会理事長 太田廣美