2020年08月02日

「ロング・ロング・アゴー」著者:重松 清(おすすめの一冊シリーズ)

大人になった主人公が子どもの頃に出会った人たちとの日々を思い返し、「再会」をテーマにした6つの短編集。
それぞれの話には後悔や心残りや言いそびれてしまったこと、思い通りにいかなかった人生が描かれ、昔の自分と重なる部分もあって引き込まれます。懐かしさと切なさと寂しさが入り混じりじんわりと胸に沁みる物語です。
久し振りに読み終えたら、離れている友人たちと昔話に花を咲かせたくなりました。再会もままならなくなってしまった“新しい日常”ですが、いつか会える日が必ず来ると信じてあの頃の記憶はずっと心に留めておきたいとしみじみ思いました。

作者のあとがきより
もしかしたら、年若い読み手にとっては再会なんてピンと来ないかもしれない。バイバイと手を振った友だちに明日また会えること―いまはごく当たり前の日常が、じつはなかなかの幸せだったんだということが、いつか、わかる。

事務局 川島

※家にこもることを余儀なくされる、こんな時なので、
おすすめの一冊があれば作者と出版元を書いて
ぜひ投稿してください。

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posted by 絆の会 at 13:21 | TrackBack(0) | 日記
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