2025年01月01日

新年のあいさつ

 新年あけましておめでとうございます。
 昨年は、コロナ禍でできなかった念願の法人本部での「絆フェスタ」をなんと5年ぶりに開催できました。当事者、家族、ボランティア、職員の4本柱それぞれのステージ発表が素晴らしく、大きな感動を与えてくれました。工夫を凝らし、良く準備されていました。久しぶりに会う利用者や退職された職員と再会の喜びの歓声があちこちから聞こえ、それぞれがたくさんの元気をいただきました。
 色々な日常がありました。暑い夏や寒い冬に「行ってきまーす」と笑顔で玄関を出ていくアウトワークの面々を見てすごいなあと思いました。辛い出来事で潰れそうな思いを抱えているご家族が家族会に出てこられて役割を果たされているのを見て「ありがとうございます」と涙が出そうになりました。「力をもらっているのはこっちなのよ」とさりげなく通ってきてくださるボランティアさんに、本当に頭が下がります。採用から間近のまだ慣れない職員が配達を一生懸命がんばっている姿を見て、「頑張れー」と頼もしい気持ちになりました。
 目を外に向けると戦後最大の人権侵害と言われた優生保護法裁判が勝訴し、被団協がノーベル平和賞を受賞しました。
 さあ、2025年です!!
 利用者も家族もボランティアも職員も、新しいメンバーを加え、新たな1ページを描いていきます。
 「障害当事者の当たり前の自分らしい生活」を手に入れるため、温かい思いと小さいひたむきな努力の積み重ねで前進しましょう!
2025年1月1日  (理事長 土井 まゆみ)
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