2023年10月17日

ボランティアの未来へ向けて

先日の20周年記念事業「シンポジウム」でボランティアの立場から意見を述べさせていただきました藤倉です。
時間が短く、お伝え出来なかったことがありましたのでこの場を通じて皆さまにお伝えしたいと思います。

ボランティアの未来へ向けて
1.「喫茶りんどう」閉店後もメンバーさん達と関わっていたいという気持ちが膨らんで、ボランティア主導で月1回開催する「絆カフェ」を立ち上げました。
  サポーター便りより
毎月第3木曜日に法人本部で開かれている絆カフェ。当事者・職員・家族・ボランティア等の『肩書』を一度脇に置いて、横並びの『巣の私』同士が楽しく集う場となっています。歌ありおしゃべりありの約2時間(略)一杯の美味しいコーヒーと、心地よいエネルギーがチャージされること請け合いです。10時開店です。皆さんどうぞいらっしゃいませ!

2.コロナ禍も次第に収束が見え始めましたので、特技を持っている方に交流の場を開いて利用者の体験の場を多く増やせるよう実現したいですね。

3.「障害者権利条約ってなあに」
 先月、月1回事業所へ出向いて行っている太極拳終了後、メンバーさんや職員の方々から参加者に条約とか締結の解釈をわかり易く説明していただきました。私達ボランティアも研修会を開催し障害者権利条約を学ぶことで、当事者の方々の今置かれている現状を知ることができる。そしてどう改善していくことが望ましいのか話し合い、問題意識も見え、単にきょうされんの署名活動に協力するだけに終らせないようにしたいです。

誰でもが正しい情報を得て話し合い、お互いを思いやり、行動によって実現しようとする気持ちが希望につながるのではないでしょうか。
            
posted by 絆の会 at 16:18 | TrackBack(0) | 日記

オレンジ若里告知 家族茶話会

家族茶話会.png
場 所:オレンジ若里
日 時:10 月 30 日(月)14:00〜
参加費:100 円
少数の皆さんで思いを分かち合うご家族の方を対象の茶話会です。申し込みは不要です。
初めての方もお出かけください。
(オレンジ若里 坂田)
posted by 絆の会 at 00:00 | TrackBack(0) | 日記
2023年10月14日

絆の会法人化20周年記念事業にかけた思い 後編

前編の続き

藤井さんの講演では、病気の特性を医学で治療するのではなく、周囲の環境やサポートによって病気はだいぶ良くなるという、社会モデルのお話をされていました これはいまだに強制治療、強制入院が横行している日本では多くの方に知っていただきたい考えだと思いました

シンポジウムでは、四本柱からそれぞれの思いを発信していただきましたが、皆さん実体験に基づいたお話を柔らかな口調で表現していて、とても大事なことを言ってはいましたが、堅苦しさがなく、適切な表現か分かりませんがとても楽しく聞かせていただきました こういう体験談は、障害についての話などを聞いたことがない人たちにもぜひ聞いていただきたい話だと思いました また、客席から福島さんに対してとても温かい声が上がったときは本当に嬉しく思い、笑いと感動が両方あった瞬間でした

こんなに良い行事になり、感無量の一日でした

最後に、当日は朝早くから、実行委員会でない方も沢山準備に加わって下さったこと、自分が体調を崩した時期に皆さん準備の大詰めを進めていただいたことで自分もなんとか役割を全うできたこと、感謝の気持ちで一杯です

沢山の感動、笑顔をありがとうございました

オレンジ若里 斎藤亮
posted by 絆の会 at 00:00 | TrackBack(0) | 日記
2023年10月13日

絆の会法人化20周年記念事業にかけた思い 前編

今回の絆の会法人化20周年記念事業は、6月から実行委員会を引き受け、準備の段階から活動するという、近年の自分では最も主体的に動いた感覚のある行事になりました

実は、9月の前半まではかなり動いていたのですが、急遽体調を崩し、実行委員会も最後は参加できず、直前になっても体調はあまり良くなく、当日役割を全うできるかずっと心配していました

そんな中、沢山ある役割の中でも、一番感慨深かったのは、絆の会合唱団の一員として四曲歌ったことでした 実行委員会や合唱の準備のこと、直前に体調を崩し悩んだこと、自分が歌を歌えるかも分からなかったこと…いろんな気持ちを抱えてステージに立ったら、正直涙が止まりませんでした でもしっかり歌うことができ、達成感でいっぱいでした

オレンジ若里 斎藤亮

後編へ続く
posted by 絆の会 at 11:08 | TrackBack(0) | 日記
2023年10月10日

絆の会法人化20周年記念事業に参加して

素敵な一日をありがとうございました。
会場において、差し上げますコーナーでいただいた、和田登さんの「怪奇ミステリー 魔界の使者 コウモリ男」読ませていただきました。
仕事の休憩中に読もうかと思って、少しさわりだけ…のつもりが作品に引き込まれてしまい、全部読み終わってしまいました。
難解な話なのかな〜と勝手に思っていたのですが、とてもわかりやすい文章と展開で、風呂の時間も忘れて読んでしまいました。
また、合唱団の発表では、「よかった」「声がよく出ていたね」と他のメンバーさんや他事業所の職員さんなどからお声をいただき、
「最初は間違えたりした箇所もあったけど、二曲目のソロパートのあたりから出し切れた、唄ってよかった」と心の底から思いました。
最近、「自分の病気の元となるトラウマや、考え方のクセを断ち、『障害者』から脱却したい」という考えが首をもたげていました。でも、今日のあの発表や、藤井さんの公演、シンポジウムなどで、「完璧でない自分を受け止めて、ここでしか出会えなかった方々と和気藹々、穏やかに暮らしていきたい」「地球」というとなんだか戦争やら環境汚染やらで汚れまくったイメージがあるので、私はあえてこう思いました。「障害のあるなし、年齢、性別、人種、宗教、生物学的種の違いを超えて、果ては太陽系を超え、ここに暮らすみんなに共通のことがあります。それは何か、みんな天の川銀河の住人です。」
長文失礼しました。
(オレンジ若里 山口)
posted by 絆の会 at 17:11 | TrackBack(0) | 日記